四国八十八ヶ所 歩き遍路の旅 22日目

10月 7日(月)


おはよーございます。
昨晩はやっぱり寒くて4時30分に起床( ;´Д`)


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寒いからコンビニで暖かいスープを買って、テントの中で朝食。
ホンマ今回で一番寒い。


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ここの道の駅、働きに来る人が結構早い。
身支度をして6時過ぎに出発。


今日で歩き始めて3週間。
体も特に不調はない。
他のお遍路さんは足にマメが出来たとか、腰が痛いだとかあるけれど、オレは実に快調なお遍路の旅だ。


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歩いているとまたもや大好きな物語の看板が!


【衰(水)神坂の昔むかしのお話 】

遠い、とお~い、ずっ~と遠い昔。この仲津野村は、戸数7戸(現在の中角部落戸数82戸)であった。海が近くて水位が高い為「葦」(あし)が一杯に生い茂った湿地で、その上堤防がなく川が蛇行しており毎年の洪水で作物が被害を受け村人は大変難儀をしていた。朝は朝星、夜は夜星。勤勉な生活で貧しいながら家族、村人は、大変仲良く暮らしていた。


ある年、大変厳しい飢饉で、村人は食うや食わず野の毎日で腹が背中にひっつく様になってしまった。ある日のこと一人の山伏が村にやってきた。色は日に焼け浅黒く髪は白髪混じりで伸び放題、着物は垢で汚れ朽ち、左手には背より高い杖、右手にはホラ貝、首には獣の骨で造った大きな数珠を掛け、他に持ちもの何もなく目だけが異様に鈍く光を放っていた。


この山伏が物乞いにやってきたが、村人は一日の食事にも事欠く有様であり、どこの家でも、ほどこしが出来なかった。そこで山伏は腹を立て、「衰(水)神坂」から村をめがけて村が衰えるようにと、悪意をもってホラ貝を吹いた。それは、実に、不気味な音色だった。穏やかだった天気はたちまちのうちに一変、付近一帯は暗雲垂れ込みまるで夜のようになった。そして、強風とともに昼間の様な稲光がして、雷が鳴り響き豪雨になった。


 この時、伊与木川右岸住人で修験者大先達の大谷 某は、この異変に気付いた。野良仕事をしていたが鍬、鎌を放り出し大急ぎで家へ取って返し代々伝わる家宝の大ホラ貝を取り出すやいなや庭先から「衰(水)神坂」めがけて吹きに吹きまくった。この大ホラ貝の吹き方が作法に則り格上であった。このため悪者の山伏は、吹き返された音色に金縛りになり身動きが取れなくなってしまった。そして、今まで大荒れに荒れていた空はピタリと静まりかえった。


その後、この山伏は、その悪行を反省し村人へ許しを願い、村人は快くこれを許したので、修験者大先達の大谷 某が縛りを解いた。悪者の山伏は、心を入れ替え村人に見送られて西国へ立ち去った。


悪者の山伏がホラ貝を吹いたこの場所は現在、水神坂と呼ばれていて、一般国道56号「佐賀改良」の水神坂橋の橋名はこの地名に由来しています。 


平成12年2月 建設省・佐賀町



最近はやっているのか知らないけど、日本昔ばなしの最後のナレーションで


「今でも○○の村ではこのお地蔵さまが残っているそうな」


とか聞いたらそこに行ってみてーって思うのはオレだけじゃないよね?(笑)


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ちょっと寒いけど、朝はすがすがしくて気持ちが良い。


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どこかで遍路道を見失っていて、そのまま56号線に来てしまった( ;´Д`)


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土佐佐賀の駅が見える。
オレは毎日歩いてばかりだけど、普通の人は毎日の日常を送っているんだよなぁ。


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アンパンマン列車 (*´∇`*)
高知も観光にかなり力を入れているみたいだねぇ。


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向こうに町が見える。
遍路道は本来ならば土佐佐賀の町の中を通って行く。
もう面倒くさいのでこのまま56号線を歩く。


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土佐佐賀の町を抜けるとまた海に出る。


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白浜海岸は岩が削れて、宮崎の鬼の洗濯岩みたいだなぁ。


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7時56分、黒潮町に入る。
ほほう、ここはホエールウォチングが盛んなのかな?


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一舟15個入り350円、10個入り250円。
安いなぁ~。
お店が開いていたら絶対に買ってたわ。


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歩いていると遠くにちんたら歩いているwお遍路さんがいるわーって思い、近づいてみるとヒーさんだった(笑)
今日は遅くに出発するかもと言っていたから、きっと後ろにいるんだろうと思ってた。
昨日距離を稼ぎ、今日も早くから出発して昨日歩いた所まで送っていってもらったらしい。
この先もルートは同じなので、また二人で歩き始める。


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しばらく歩いていると朝鮮国人の墓の看板がある。
遍路道から外れるので、面倒くさいのだが、ヒーさんが行きましょう!と言うので行く事に。
まあ、こんなの一人だったら絶対に行かないから行ってみるかー。


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看板には200mと書いてあったが、200mってこんなに長かったっけ?と思っているとお墓に着いた。


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【朝鮮国女墓の由来】

往昔、文禄慶長の役に出陣した長宗我部元親に従って朝鮮国に渡った入野郷上川口村の土豪小谷与十郎は、帰国にあたって、若い機織の女を連行してきたという。彼の国の進んだ機織の技術を近郷近在に広めた彼女は美しく、優しく、土地の人々に愛され慕われたと言い伝えられている。
 

祖国朝鮮への望郷の念を抱いて、寂しく異国の地に果てた機織女は、上川口村桂蔵寺の小谷家の墓城に葬られた。墓碑を建てたのは与十郎の四代の孫小谷安次である。天正年中来と刻んだのは、文禄慶長の役の強制連行の痛ましさを隠したかったからであろう。と刻んだのは尊崇の念からと思われる。
 

代々、土地の人々に守られてきた墓は桂蔵寺跡から、移されて現在地にある。
いま、この朝鮮国女墓を世に顕さんとする、われわれの志は、この悲劇の一女性の霊を慰めるとともに、それを通して、日本と朝鮮両民族の友好と連帯を誓うところにある。
    

一九八一年七月七日 朝鮮国女の墓を守る会


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朝鮮国人の墓終了~。


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休憩していて、ふとヒーさんとバックパックを替えて歩いてみようかなと思いついた。
オレのバックパックを背負うと、ヒーさんはすごい軽いと言っていた。


まー今回は荷物を極限まで削って来たからねー!
これ以上軽くするには、寝袋とかの装備品をお金をかけて軽いものにするしか方法がないと思う。
しかし、他人が自分のバックパックを背負ってる姿を見ると新鮮だなぁ~。


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ヒーさんのバックパックはパンパンで見るからに重そうなんだよ。
実際に背負ってみると、中に死体でも入ってるんじゃないかというほど本当に重いww
これでも荷物を送って減らしたって言ってたけど、15kgぐらいはあるんじゃないか?
よくこんなの背負って歩くよΣ(っ゚Д゚;)っ


56号線に戻ると、昨日一緒にテントを張ったKクンが追い付いてきた。
ここからは三人で一緒に歩く。


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9時36分、東寺大師堂着。
昔は接待所として開いていたんだけど、数年前に閉めたらしい。
部屋の中はめちゃくちゃに散らかっていた。


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もう少し歩くと大方の遍路小屋がある。
ここでは休憩しなかったけど、中でオレのテントは張れないかなぁ?


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10時13分、道の駅 ビオスおおがた着。
ここで休憩~。


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店内を見ていると食堂があり、カツオたたきバーガーなるものがΣ(っ゚Д゚;)っ
カツオのたたきでハンバーガーか。。。ホンマに合うんかしら?
でもせっかくだから、これは一度食べてみないといけないでしょう!


中には本当にカツオのたたきが入っている。
では頂きましょう!


意外と美味しい(笑)
オリーブオイルとマヨネーズの味がする。
「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられ、なかなか人気らしい。


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ハンバーガーを食べると、余計にお腹が減って、勢い余って卵かけ定食(土佐ジロー卵)を食べる。
知らなかったんだけど、土佐ジローは高知の有名なにわとりらしいね。
普通に美味しかったですヽ(=´▽`=)ノ
今日はこれが昼食だな。


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ヒーさんはカツオのたたき丼。
今これ書いてたら、お腹減ってきたわ(笑)
カツオのたたきが食べたい !(*´∇`*)


ここの道の駅は文旦のシャーベットやアイスクリームもあるし、食べ物もいろいろ売っているので楽しいね。
すっかりゆっくりしちゃったわ(笑)


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キレイに芝生を刈っている道の駅の敷地を抜けて、11時48分再出発!


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遍路道は入りの松原の防風保安林の中を通って行く。
海岸沿いの住宅を塩害から守る為に植えてある。
塩害もだけど、歩いていると日陰になっていて涼しい。


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8月の台風で倒れちゃったんかな?
今年のお盆辺りに来た台風で高知はたくさん被害がでたみたい。


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昼も過ぎたが、今日は特にどこまで行こうか決めてなかった。
ヒーさんいわく、ここから先は温泉がないそうだ。
この先の下田に温泉施設があって、そこら辺でもテントが張れるみたいなので、今日は三人でそこまで行く事にした。


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大きい網だなぁΣ(っ゚Д゚;)っ
海が近くにある風景だよねぇ~。
ここ、黒潮町はカツオの一本釣りが有名みたい。


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14時50分、四万十市(旧中村)に入る。
日陰がなくて今日も暑い( ;´Д`)


そういえば大学の時に、中村から来た後輩がいたなぁ~。
めっちゃ中村の高知弁を話していて面白かったわw


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16時30分、なかなか着かないねぇと言いながら、やっとこさ「四万十癒しの湯」まで来た。
近くに公園があって、トイレもあるので今日はあそこにテントを張ろう。


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温泉(680円)に入りいい気分♪
今回は2日ぶりでお風呂に入れてよかった~ (*´∇`*)
お風呂の後は併設されている食堂で食事をとり、近くのキャンプ場のコインランドリーで洗濯も済ませた。


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8時54分、テント設営完了!
今日は3つもテントが並んでいるので何も問題はない。
まあ、こんな所夜中に誰もこないけどさ(笑)
今夜は昨日みたいに寒くなければいいんだけど大丈夫かなぁ。。。





今日の歩行距離:約32km
今日の宿泊場所:四万十癒しの湯近くの公園









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